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2017.01.23 Monday

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2015.01.26 Monday

千葉県長生郡長南町 熊野(ゆや)の清水の男根型双体道祖神

 ラーメンを食べに行く途中に、大昔に来たことのある湧水の看板があったので寄り道したところ、若い性神に出会いました。

あからさまな男根に双体という姿は茅ヶ崎の小和田宿本郷の双体道祖神を彷彿とさせます。→リンク
ただ、神像風だったあちらに比べると熊野の清水の道祖神は童子・童女風の姿をしています。

背中には平成22年1月の銘がありました。ホヤホヤの性神です。


側面からの姿は言わずもがなといったところです。



熊野(ゆや)の清水の男根型双体道祖神の場所はここです。
熊野の清水の駐車場から丁寧に「道祖神」という案内の貼り紙があるので迷わずたどり着く事ができると思います。

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2014.12.29 Monday

八王子市散田町 高宰神社の田の神さま

八王子にも田の神様がいるらしく、かなり崩れてきているということなので見てきました。高宰神社の田の神様です。

霜柱の立った境内に、少し小さな田の神様が立っていました。隣の石棒状のものにはうっすら「田の神」と書いてあります。

持っているものはすでに判然としない状態です。自然に崩れたものなのか、壊されたものなのかはわかりません。優しげな表情はかろうじて残っています。何だかアンパンマンを思い出しました。


裏に回ってみると頭以外は石とコンクリで固めてあるのがわかります。


高宰神社の田の神様はここです。

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2014.10.28 Tuesday

山形県小国町 大宮子易両神社の和合宮(和合寝殿)

 今年の春に、山形の大宮子易神社で陰陽石を見てきました。この神社は子宝・子守りの神様として信仰を集めてきたようで、拝殿には出産が楽になるという安産枕が沢山供えられています。ここから借りていって、お礼参りの時に新品と一緒に納める決まりのようです。

陰陽石は拝殿から少し離れた所にある八角形の「和合宮(和合寝殿)」に納められていました。まだ新しい建物に見えます。


中には陰陽二柱の性神が祀られていました。男石は金丸太郎と名札が立てかけられています。


女石は名札こそありませんがどっしりとした形で、子易神社に祀るには実にふさわしい形に思えます。


とても立派な由来の額によると男根神は金丸太郎、女陰神は種沢花子と名づけられているようで、金丸と種沢はそれぞれが見つかった地名のようです。てっきり金丸は「かなまら」由来ではないかと勘ぐってしまいました。しかしどちらも出来過ぎた地名のように思われます。

この二柱を祀る和合宮は平成八年竣工とのことで、そこに至るまでの出来事も記されていました。

極端にかいつまんで話すと、川を遡る男根石をまず大宮子易神社に招き、その伴侶としてふさわしいと思われる女陰石を併せてここに和合神として祀ったということのようです。

建物の形が八角形なのは男根石を発見し、この事業を推進した方の屋号が八右エ門だからだそうで、ご本人はとても誇らしいのではないでしょうか。

和合宮のある大宮子易両神社はここです。

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2014.07.28 Monday

伊豆稲取・どんつく神社

 伊豆稲取には「どんつく祭り」という性神の祭りがあるというのは知っていたのですが、燈台を目指している途中で偶然この神社に出くわしました。男根を御神体に祀った「どんつく神社」です。


立派な神輿に鎮座する男根がつややかです。


温泉街の性神神輿としてはかなり正統派の姿だと思います。写真ではしめ縄で分かりにくいですが、男根のすぐ上の梁の部分にも、小さい黒い男根が配されています。


つややかさが尋常ではありません。先端の穴にはコインが二枚食い込んで痛そうです。


社殿脇にはお祭りの由来を示す看板がありました。陰の神社もいずれお参りせねばなりません。


どんつく神社はこの建物です。

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2014.06.23 Monday

大館市雪沢周辺のドンジン様

 もうずいぶん前、2009夏に会うことができた大館市雪沢地区の人形道祖神、ドンジンサマです。

まずは雪沢小雪沢地区、集落東側のドンジン様。実際に見るのは初めてのことだったので、その真紅の姿に驚きました。床まで赤く染まっているのはここで塗り直しを行うからでしょうか。


立派なひげを生やした、男性のドンジン様です。腕はどこかに行ってしまったようです。雪沢の赤いドンジン様達は悉く腕を欠損していたのも印象に残っています。


同集落西側の入口を守るドンジン様。


女性・・でしょうか。すばらしい眼力です。


雪沢大明神地区のドンジンさまは、お社に安置されています。中を覗くことはできたんですが、写真はありません。赤いドンジン様が一対いらっしゃいました。


雪沢新沢地区、鉱山の廃線踏切脇にも一対にらみをきかせていました。


近所のドンジン様とはまた違った顔つきです。口が何か厚みのあるもので白く塗られているのが不思議です。


雪沢の人形道祖神は大館市の数ある人形道祖神の中でもその赤さ、異様さでかなり際立った存在に思えます。

雪沢小雪沢集落東側の男性のドンジン様はここです。

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雪沢小雪沢集落西側の女性のドンジン様はここです。

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雪沢大明神のドンジン様が祀られているお社はここです。

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雪沢新沢の廃線踏切際のドンジン様はここです。新沢にはもう一対ドンジン様がいらっしゃるようです。

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2014.06.17 Tuesday

能代市鶴形のショウキ様

 2013年夏に見てきた、能代市鶴形の鐘馗様(ショウキサマ)。人形道祖神の多様なスタイルの中でも、木の根の部分を頭にするのは私の知る限りこの地域だけです。鶴形地域を囲むようにかなりの数(六〜七体?)がお祀りされているらしいんですが、その内三体だけを見てきました。

一体目は、森をバックにたたずんでいました。立派な槍を持っています。

体よりもやはりそのお顔に目が行ってしまいます。よく見ると親しみやすい表情ではないでしょうか。


二体目はあまり親しみやすい表情ではなく、むしろ恐ろしげな感じでした。ツタが絡まっていいアクセントが出ています。
右手の長刀のようなものの柄は、測量の時に使う赤白ポールではないでしょうか。


左の角がとても鋭く、長刀の大きな刃とあいまって、何というか攻撃力が高そうです。


線路近くにいて、沢山の花に囲まれていたショウキ様もいました。藁が痛まないようにか、ビニールのマントを羽織っています。


角のバランスも良く、恐ろしげな中にも表情があります。ショウキ様にも男性女性があるようなんですが、私にはわかりませんでした。


鶴形は羽州街道の宿場町で、水運も盛んだったようです。この町がどれだけ昔からショウキ様たちに守られているのかわかりませんが、数といい姿といい、この町を悪いものから防ごうとする強い意志を感じます。

一体目の場所はここです。

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二体目の場所はここです。

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三体目の場所はここです。

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2014.06.03 Tuesday

大館市粕田字粕田のニンギョウ様

 大館市粕田字粕田の人形様(ニンギョウサマ)です。集落の南側に男神、北側に女神が配置されています。
こちらは赤い顔の男神。背後に道切りのような縄が渡してあります。


こちらが色白の女神。ストリートビューではお顔にちゃんとボカシが入っています。

どちらの人形様も大きな手を広げた姿で、まさに塞神という姿です。手の編み込みの力強さが印象的です。
塞神三柱神社の旗は男神、女神、岐神を示しているそうです。対で祀られた神様によって、岐の神が表現されるということを示しているように思われます。

 余談ですが、この人形道祖神を見た後で、近所にある大館市粕田中羽立のタイヤマンに会うと賽神に見えて仕方がありませんでした。

男神様の場所はここです。

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女神様の場所はここです。

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2014.05.26 Monday

秋田県湯沢市皆瀬地区のカシマ様

三年前に秋田の川原毛大湯滝から、湯沢市岩崎の巨大カシマ様に向かっている途中、湯沢市皆瀬地区内で見かけた、石に藁を被せ、腰には刀を差した鹿島様(カシマサマ)です。

国道を走っているだけで、ちらほらと見つけることが出来ます。他の地域では見かけない作りのカシマ様ですが、ちゃんと歩けば皆瀬地区周辺ではかなりの数が確認できそうでした。

高さは70-90cmといったところでしょうか。中の石にも彫刻などが施されている場合があるらしく、とても気になります。
道切りとセットで祀られていることも多いようで、こちらのカシマ様はストリートビューで道切りを確認することが出来ました。


双体道祖神形式や、女陰を表す藁細工と並ぶカシマ様もいるとのことです。

上の、緑に囲まれたカシマ様はここです。

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下の、道切りと共にあるカシマ様はここです。

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2014.05.26 Monday

秋田県湯沢市岩崎の巨大カシマ様

 人形道祖神といえば、秋田県湯沢市岩崎の鹿島様(カシマサマ)かもしれません。三年前ですが、とても有名なカシマ様に会ってきました。
岩崎の八幡神社内、水神社の脇を抜けると、しっかりした作りの小屋の奥に見たことのある姿が見えます。

「アメリカで おおワンダフル 鹿島様」と誇らしさが窺われる標柱を通り過ぎ、カシマ様の前に行ってみます。


実に立派なカシマ様です。写真からは分かりにくいかもしれませんが、高さ3m程でしょうか。
岩崎地区内、末広町の女性のカシマ様です。


隣に祀られている神様もかつて道祖神として路傍に祀られていたようです。
岩崎地区より東、皆瀬地区の方でよく見ることができるカシマ様は、こうした石を藁で覆ったような姿をしています。


面の部分は毎年同じものを使うようです。


藁細工の技術が詰まっています。カシマ様を祀ることが、技術の伝承に大きな役割を果たしているのは間違いないのでしょう。


横から見ると、木にくくられている様子がよくわかります。

水神社脇の小屋の中には、同地区栄町のカシマ様が祀られています。

こちらも大きさ、美しさともに末広町のものにひけをとりません。


歴史民俗博物館の展示、子供の頃に見た記憶があります。

湯沢市岩崎地区、末広町と栄町のカシマ様の場所はここです。
ここから南下した下湯沢駅の北側、R13と奥羽本線が交差するあたりに男性のカシマ様がいるそうです。次回は必ず行きたいと考えています。

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2014.05.19 Monday

風袋様(かざぶくろさま)-福島県石川郡浅川町福貴作


 福島県石川郡浅川町福貴作地区で風袋様(カゼブクロサマ)を見させてもらいました。田んぼの向こうの木に小さく見えてます。


集落の境界と思しき場所にあります。嵐を飲み込んでくれるそうです。


秋に木の上に祀られるそうなんですが、半年経っている割にはしっかりしている印象です。他のサイトの写真などと見比べると藁の部分はかなりへたってきていますが、顔にかけられたビニールのおかげで、表情をはっきり拝むことが出来ました。


こちらはさすがに顔が崩れてしまっています。

ここであげた二体がよく知られているようですが、他にも風袋様はいらっしゃるとのこと。この周辺は他にも人形道祖神が沢山いるので、じっくり見て回りたいです。

初めに紹介した風袋様はここです。

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後に紹介した風袋様はここです。

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