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2017.01.23 Monday

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2010.11.19 Friday

マキリ

 函館の朝市でカニも買わずに刃物を買った。
市場の人が皆使うというマキリ。マキリ包丁とも言うようだ。

熟練の人はこれ一本で鮭を手早く解体できるらしい。

厚みが2ミリ位で片刃。刃の部分が20cmちょい。
¥2000位だったか。多分その位だったと思う。

鞘が非常にゆるく作られていて、下に向けるとストンと抜けてしまう。
マメに使うので、すぐ取り出せるようにそうなっているらしい。

自分で鞘を作る人も多いようで、鞘のないものも安く売っていた。

帰って梨で試してみると、最初やや抵抗を感じるものの
そこから一気にスルッと刃が入り、なかなかの切れ味。


マキリというと剣鉈を指すと思っていたが、
どちらかと言うと漁師が使うマキリの方が有名なようだ。

北海道から東北の特に日本海側、佐渡辺りまでは漁業関係者がよく使うそうで、
包丁で有名な三条でも作られているらしい。

マキリとはアイヌの言葉で小刀の意味だという。
実用的なものから贈答用まで多くの種類があるようで、
小ぶりという以外に決まった形はなさそうだ。

山のマキリも海のマキリも形は違っても同じもの。身近な刃物ということだ。
古くからの人や言葉が新しいものに変わっていく過程で
山や海といった周辺に追いやられたということなのだろう。

気になるのはマキリによく「間切り」「魔切り」という字が当てられることだ。

獲物をさばくことで自然領域から生活領域にエネルギーを持ち込む。
そのことを「間を切る」と言うのはさすがに、都合がよすぎる考え方なのだろう。

これ以上行くと収拾がつかなくなるのでやめておく。


2017.01.23 Monday

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