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2014.12.30 Tuesday

北浅川の流れ橋

 多摩川に注ぐ浅川の上流に、行政の支援を受けずに町内会が自主的に橋を架けているという話を聞いて見てきました。テレビで度々紹介されたりとかなり知名度は高いようです。
流れ橋というのは本来、増水時に橋脚を残して橋桁が流れてしまうように作られた橋のことですが、この橋では橋脚は倒れたりするのが前提で作られているようです。

八王子方面から来た都道521号線(陣馬街道)は北浅川にぶつかって90度近く西へ向きを変えますが、これを直進して川にぶつかる部分に流れ橋はあります。
道としては裏街道筋として歴史があるようで、昔は自動車も渡ることができる橋がかかっていたようです。

場所はここです。グーグルマップにもちゃんと載っています。

大きな地図で見る

電子国土で見てみるとこの橋を通る古い道筋をイメージしやすいと思います。二重点線の部分は宝生寺の境内を貫いている部分にあたります。



橋のやや下流側にはコンクリート土台で固めた木製の橋脚跡があります。これが車も渡った橋の名残ということでしょうか。


構造はシンプルで、建築現場で使われるような足場を箱型に組み、その上に合板を固定するという作りです。水位が上がると流れてしまうので、再利用できるように両端からワイヤーで固定してあります。今年の10月にも流され、一ヶ月後に復旧しているようです。

橋を北側に渡り、振り返ったところです。写真は人が通らない時を狙って撮っていますが、散歩の人を中心に人通りはぼちぼちあります。平日なら利用者はもっと多そうです。
川沿いには護岸が無いせいか、散歩向きな気持ちの良い道が続いています。野鳥観察の人の姿もありました。


橋の南側には東京都南多摩西部建設事務所長による橋の撤去を求める警告が、北側にはこの橋の設置を行っている大幡町会の利用上の注意があります。左下にあるQRコードでこの橋のホームページに行くことができます。リンク
橋の決壊状況や補修風景、歴史も知ることができるのでオススメです。


この橋が今後どのようになっていくかは分かりませんが、人が古くから通ってきた道筋が利便性からこのように生きて保たれているというのは嬉しいことです。

この橋の最寄りバス停は「切通し」というんですが、バス停の近くには古道の面影を残す切通しが実際に残っています。場所はここです。

大きな地図で見る


 
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2017.10.24 Tuesday

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